目次
牽引療法(Traction therapy)
目的
- 神経圧迫の軽減
- 関節面の離開をする
- 筋スパズムを軽減する
- 関節拘縮の改善
☞頚椎牽引
【注意点】
牽引方向を誤らない。治療中に疼痛が悪化したら直ちに中止する(頚椎に不安性がある)
【適応】
頚椎関節版ヘルニア、ムチウチ症、斜頚
【禁忌】
高度の変形性頸椎症・・・
明かに脊髄症状の見られるもの。絶対安静。(ミエロパチー、脊損)、多発性関節リウマチ・・・
環軸関節の亜脱臼
☞腰椎牽引(Lumber traction)
【注意点】
ズルズルと牽引力に合わせて体幹を伸びきらないようにする。骨盤帯にしっかりハーネスを固定。
【適応】
腰椎椎間板ヘルニア、腰部筋膜性腰痛症、腰椎捻挫、軽度の変形性腰椎症
【禁忌】
明かに脊髄症状の見られるもの、椎弓分離症、椎対スベリ症、著名な椎対圧迫骨折、高度の変形性腰椎症、オステオポロシスの強い場合、脊椎カリエス
【脊椎牽引の臨床効果】
- 経根圧迫と根周囲における循環障害などの刺激因子の除去
- 筋、腱、靭帯に対するマッサージ効果
- 脊柱のアライメントの改善
- 後縦靱帯に対する圧力と異常緊張の緩和
四肢牽引(スピードトラック包帯牽引)
【目的】変形矯正
水治療法(Hydro therapy)
生理的作用
【温熱作用】・・・伝導、対流による
【浮力作用】・・・身体により排除された水の量と同じ体積の水の重さに等しい浮力を受ける
☞全身浴
(1)治療プール
【浴中運動の原則】
- 浮力介助・・・運動方向は浮力方向と一致
- 浮力支持・・・運動方向は浮力と直角(自動運動、速いと抵抗運動)
- 浮力抵抗・・・運動方向は浮力と逆
(2)ハバードタンク
【注意点】
- 室内温度・・・21~24℃に保つ
- 汚染・感染の防止・・・エジェクターポンプ周辺や排水口付近の汚染されやすい場所での大腸菌、緑膿菌の繁殖には特に注意する。
【緑膿菌感染の防止】
- 消毒剤の使用
- 緑膿菌を有している患者を治療した場合には治療後に水槽中を全て洗浄する(原則)
- 治療者の皮膚に傷がある場合には感染しやすい浴槽内に手を入れない(手袋を使用する)、また患者にも接触しない
☞局所浴
(1)渦流浴
温熱と渦流による機械的刺激を同時に与え、局所の循環改善をはかる。
【注意点】ハバードタンクに準ずる
【適応】四肢の骨折、捻挫、関節炎の末期
【禁忌】特になし
(2)交代浴
【目的】浮腫の軽減(血管原性)
(3)圧注
【目的】末梢血液循環の増大
(4)灌注
【目的】鎮静効果、疼痛軽減
【適応】神経痛、知覚障害
温熱療法(Thermo therapy)
【温熱療法の基礎】
(1)温熱の種類
・表在熱:熱エネルギーの強さが50%以上半減
する。深度は1㎝以内である。
・深部熱:深度は1㎝以上である。
・湿熱:温熱は血管系の順応を円滑に生じさせ熱飽和による軸索反射の誘発や熱の持続性に優れている。
・乾熱:熱の持続性に劣る。
(2)治療温度の分類
1極めて冷たい(0~13℃)
2冷たい (13~18℃) 寒冷療法
3涼しい (18~27℃)
4普通 (27~33℃) 不感温度
5温かい (33~37℃)
6熱い (37~40℃) 温熱療法
7極めて熱い (40~43℃(3)核心温度(Core 1)
☞伝導熱(Conductive heat)
臨床効果
①末梢循環の改善
- 皮膚毛細血管の拡張
- 組織代謝産物の濾過
- 軸索反射の誘発
- 筋内血流の増大(皮膚血流よりも減)
↑加熱により筋収縮の方が大
②浮腫の軽減
【織代謝の増大】
van’t noffの法則:組織の温度が10℃上昇するとその代謝温度は2~3倍に増大する
【組織代謝物の濾過】
損傷によって生じるヒスタミン
③発汗の促進
④疼痛の緩和
- 血管収縮による阻血の防止
- 筋緊張の緩和
- 発痛物質の濾過
⑤筋痙性の緩和:γループの抑制
(1)ホットパック(Hot pack:湿熱)
【注意点】
- 火傷:パックの温度が高すぎる。治療中に患部の発赤状態などをよくチェックする。予め知覚検査などを行う。頚部・腰部などの広い部分?
- 脱水:高齢者、夏期などにも留意。発汗状態のチェック、水分の補給
- 虚血:パックによる圧迫。治療体位を考慮。
(2)エレクトロホットパック(Electro Hot pack)
【注意点】
- 火傷
- 感電:面ヒーターが破損している場合、カーボンの露出、接続コードの破損
(3)パラフィン浴(Paraffin bath 半乾半湿熱)
【注意点】
- 傷、感染。皮膚に発疹がある場合は禁止
- パラフィンに火気を近づけない
- 衣服にパラフィンを付着させないようにする
【利点】
手部や足部など、凹凸のある部位に対して均一に温熱を加えることができる。
絶対禁忌
・悪性腫瘍
・(糖尿病(DM)による?)動脈硬化性閉塞症
・外傷の急性期
・発熱性疾患
臨床適応
①外傷(trauma)
【打撲(confusion)】
直接外力による関節周囲組織、靭帯、関節包の損傷を伴う
【捻挫(sprain)】
関節が生理学的可動域以上の運動を強制された場合に生じ、外力がさると直ちに元の状態に戻る。捻挫も靭帯や関節包の損傷を伴う場合が多い。
※温熱の適応
・急性期(24h):安静を保つ。冷却を行う。
・亜急性期(1week):損傷がある程度おさまった時
・慢性期(1week以降):炎症症状が強い時は避ける
②骨折(fracture)
【上腕骨外科頚骨折】
高齢者に多い。機能的には予後は良。
【上腕骨顆上骨折】
上腕から下で壊死を起こしていたら切断しなくてはいけない(温熱は適応されない)。軽度の場合、温熱適応。筋硬直、関節拘縮、フォルクマン拘縮
【橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)】
比較的、老年者に多い。手関節、手指の拘縮などに
適応。(パラフィン浴、渦流浴)
【大腿骨頸部骨折】
老年者に多い。股、膝関節の拘縮に適応。亜急性を過ぎた頃(抜糸後)ホットパックで加熱。
③末梢神経損傷(上肢)
尺骨神経溝での尺骨神経の圧迫(肘関節)、手根部
での正中神経の圧迫(手関節)に対してのホットパック。
④脊髄損傷
頸髄(C5-6)、腰髄(L4-5)←可動性はあるが外
力にも弱い
不完全損傷:痙性麻痺 (温熱有効)
完全損傷 :弛緩性麻痺
⑤変形性関節症
一次性:老化。頻度が高い。膝関節が多い。
二次性:外傷。先天性異常(ペルテス病)
…変形性膝関節症、変形性股関節症、ペルテス症、変形性脊椎症などあるが、炎症活動期の温熱は禁止し、冷却をする。炎症活動期は関節の炎症症状(発赤、腫脹、疼痛、熱感)の有無、血液検査(特にCRP、血沈着などの上昇)などで判断する。
※ペルテス症:小児(5~10才)に多く、大腿骨頭に行く栄養血管が障害される。
⑥骨端炎
・オスグッドシュラッテル病
・第1ケーラー病
・第2ケーラー病 etc
⑦慢性関節リウマチ
適応:慢性期(炎症非活動期)
目的:血流改善
⑧椎間板症(ヘルニア)
目的:筋緊張の緩和
⑨肩関節周囲炎
・いわゆる五十肩(flozen shoulder)
・棘上筋炎
・腱板損傷
☞深部熱(Deep heat)
(1)超短波療法(Ultra short wave therapy)
【注意点】
・火傷
ⅰ)電極の誤った配置による電場の集中
ⅱ)多量の発汗:皮膚上に水分があると誘導率が高くなる
ⅲ)金属:熱が集中する。
・干渉:多くの医療用機器、TV、ラジオ、補聴器、ペースメーカー、筋電計
【臨床効果】
・深部加熱作用
・循環作用
・鎮痛作用
(2)極超短波療法(Mycro wave therapy)
【治療上の留意点】
①火傷:超短波に準じる。身に付けている金属が
あれば必ず外す。 治療部位に体内金属
がある場合は行ってはいけない。
②顔面の照射:保護メガネの装着。出力は50w程
度距離は10㎝ほどで行う。
③小児:発育を抑制するため、発育途中の長管骨
骨端部にはなるべく照射はしない。
④生殖器(男女):睾丸、妊婦(羊水の加熱)
【臨床効果】
①深部加熱
②骨成長抑制
③鎮静作用
(3)超音波(Ultra sound therapy)
【出力の確認法】
①キャビンテーション法
出力を0.5wにあわせる。ヘッドに1cc程の水滴を落す。同調つまみで同調させると水滴が沸騰する状態となる。1wにした場合、ヘッド上の水滴が煙露上に飛び散る。
②有賀母指感覚法
ヘッドに母指の先端を密着させる。その状態で出力つまみを1wに合わせ、同調つまみを回し同調させる。1wで同調させると指先にヒリヒリと軽い痛みがする。更に出力を上げ2wにすると指先に我慢できないほどの痛みが感じる。
【治療の留意点】
①気泡を抜く、ヘッドについた気泡はぬぐう。
②強い痛み感覚は過剰照射である。
③凹凸のある部位(骨の突起部)を避ける。骨膜痛を防ぐため。
【臨床効果】
①深部加熱作用
熱深達度3㎝。骨>筋>脂肪の順に温度上昇大。関節照射は極超短波よりも温度上昇は高い。(※熱発生について:組織に与えられた圧変動が分子間に激しい摩擦を発生させ、その際に熱が生じる。)
②発泡作用
超音波が水中を通る場合、超音波の圧力によって水の分子間結合が切れるために気泡が発生する。気泡の内部は極めて高い圧力を有する(2w/㎠以上)。血液の破壊の危険性がある。
③機械的振動作用
組織内部で圧変動を起こす ←機械的振動
筋硬直を和らげる効果。筋肉、腱の伸長性の改善 ⇒線維化の防止(fibrosisの防止)
④その他
ⅰ)神経伝導ブロック作用
1.5w/㎠以下 神経伝導性↑ 熱効果
2.0w/㎠以下 神経伝導性↓ 痛みの緩和
ⅱ)組織吸収能の促進作用
1.0w/㎠ 組織吸収能の増大。超音波によるフォノフォレース効果(phonophoresis)。 例えば皮下にある種の薬剤を浸透させる場合、超音波を介すると薬剤は皮下組織に急速に浸透する効果。
ⅲ)骨発育抑制効果
3w/㎠以上の出力で発育途中の長管骨骨端部に長時間照射した場合、過度の超音波エネルギーが骨組織に吸収されるため。
【適応症】
①化骨性筋炎
②神経腫
③デュプトレン拘縮
④慢性皮膚潰瘍、褥瘡
【禁忌】
・温熱療法に順ずる。実質臓器(脳、心臓、肺etc)
には行わない
・発育途中の骨端部。
寒冷療法(Cryo therapy)
1).寒冷の生理学的基礎
・血流循環
・組織代謝速度の減少
・筋の収縮能
・神経伝導性
☞冷却法
①アイスパック(Ice pack)
②アイスマッサージ(Ice massage)
【適応部位】筋腹、関節周囲
【注意事項】皮膚の色、発赤の状態をよくチェック。急激に冷却すると皮下のうっ血が起こる。凍傷。
③冷浴(Whirl pool)
【目的】浮腫の軽減
【部位】手部、足部、関節以下?
④冷却スプレー
【注意】なるべく汗は拭き取る(凍傷のおそれあり)
【適応】スポーツ損傷による直後
☞神経・筋・促通法
【手技】アイスマッサージ(Brushing、Tapping)
外部受容器の刺激。感覚入力を高める
【注意】反応が鈍くなったら中止する。
【対象】末梢神経の不全損傷、片麻痺、脊髄損傷
☞痙性抑制法
【方法】痙性を抑制したい筋表面にアイスパックで
アイスマッサージをする。
【冷却部位】痙性筋あるいは痙性筋の支配神経
【留意点】
①凍傷:皮膚の状態(色)をチェックする。冷却の限度30分以下(アイスパック)
②冷却により神経が麻痺している為、直後の急激な運動は中止する。
【臨床効果】
①炎症抑制:組織代謝↓、局所出血↓ (細胞損傷の防止)
②疼痛抑制:Aδ線維の伝導抑制。発痛物質生成の抑制
③痙性抑制:筋紡錘、神経・筋終板部 → 冷却(インパルス抑制)
【適応】
多発性関節リウマチ、スポーツ損傷、上位中枢神経疾
患における筋痙性、血管原性の浮腫
【禁忌】
動脈閉塞性疾患、高血圧、白血病、腎機能障害
極低温療法(Ultra cold therapy)
(1)全身爆射法
【注意】凍傷
(2)局所爆射法
【臨床効果】
(1)血流量の増大(リバウンド現象)
(2)鎮痛・消炎作用:血流量増大により発痛物質の除去。視床下部、脳下垂体副腎皮質系の賦活→内因性ステロイドホルモンの分泌促進
(3)痙性抑制:筋紡錘神経、筋終板部の冷却
【適応】
寒冷療法に順ずる。多発性関節リウマチ、変形性関節
症、スポーツ外傷、脊髄損傷及び脳損傷後の筋痙性
【禁忌】
寒冷療法に順ずる。
電気療法(Electrical therapy)
☞低周波刺激療法
(Low Frequency Electrical Stimulation)
①経皮的末梢神経電気刺激法
(Transcutaneous Electrical Nerve Stimulation:TENS)
【目的】疼痛抑制(電気的除痛法)
【臨床効果】
鎮痛効果
①分極性ブロック作用:脱分極性ブロック、過分極性ブロック
②ゲートコントロール理論:(P152参照)
【適応】
体性痛(神経炎、神経根刺激症状、肩手症候群など)
四肢・体感に生じる器質的原因によるもの。
※適応外:心因性の疼痛
【禁忌】
・ペースメーカー埋め込み患者
・筋収縮が禁忌となる病態(静脈血栓、術後)
・創傷など、皮膚疾患のある部位
②電気刺激による筋力増強法
【臨床効果】筋力増強効果(15~30%の増加)
【適応】廃用性筋萎縮(ギプス固定による不動性の筋萎縮)の予防、スポーツ選手の筋力増強
【禁忌】特になし。化学損傷
③末梢神経症状に対する電気刺激
【刺激条件】
➀不完全損傷
電気的自動介助運動
…ある程度の随意性は残存している。電位的に
介助し、同時に患者も努力する
②完全損傷
電気的他動運動
【臨床効果】
・筋萎縮の防止
・運動パターンの記憶
・筋血流の改善
・筋伸張性低下の防止(線維化の防止)
※神経再生を目標とする方法ではない。
神経の再生を待つ間の筋の維持
④電気刺激による痙性抑制法
【臨床効果】痙性抑制
【適応】片麻痺、脊髄損傷(上位中枢神経疾患)
⑤干渉電流療法(Interferentiel therapy )
ネメック(豪)
【条件】強力増強法に準じる。
⑥高電圧刺激法(High Voltage Stimlation)
【目的】除痛、筋刺激
⑦機能的電気刺激(FES:Fanctional Electrical Stimulation)
①針筋電図(EMG:Electro Myo Graphy ,
②体制感覚誘発電位(SEP:Somatosensory Exoked Potentials)
…SEPは末梢から上行する。脊髄後索路(主に深部感覚)の障害を判定する。臨床では視床障害、脊髄症(OPLL)などの障害程度の判定に用いる。
③誘発筋電図
M波:末梢神経に刺激を加えて下行性に電導して誘発される筋活動電位。
F波:刺激強度を徐々に上げてM波が最大になってか
ら更に強度を上げて行くとM波の後に微妙な電
位(2~3相)F波が出現する。F波は運動神経
をインパルスが上行して前角細胞に入りさら
に下行して前から導出されたものである。
※F波は前角細胞から神経筋終板部の障害が判定できるが、患者に苦痛を与える。
H波:伸張反射の障害を判定できる。臨床的には筋の
緊張の異常、すなわち痙性、固縮などの状態を
調べる。上位中枢神経疾患では増大また錐体路
疾患では小さくなる。
光線療法(Action therapy)
☞紫外線療法(Ultra violet therapy)
(1)スキンテスト(Skin Test)
・感受性テスト 個々の患者の紫外線に対する 感受性をテストする。
・白人<黄色<黒人 女<男 小児<成人
(2)照射法
等差級法。60-90-120-150secというように30secづつ増やしていく。
…紅斑反応を調べる。皮膚がわずかに発赤した状態
※E1量:治療の基準量。6~12時間後に出現する。
・紅斑量
E0:発赤が肉眼では認められない程度
E1:刺激痛がなく、皮膚がわずかに発赤する程
度。発赤は24時間で消失。(基準)
E2:わずかに刺激があり、発赤も多い。発赤は2~3日続く
E3:著名な発赤、熱感、痛み、浮腫が生じる。発赤は1週間程度続く。火傷の2度に相当する。
E4:水胞が形成。火傷の3度に相当する。
E5:E4の2倍
【治療上の留意点】
・人種、性別、小児、身体部位などの違いから感受性に差がある。
・目が痛くなるなどの光線眼病を防止する為、治療者・患者ともフィルター眼鏡を使用する。
・発熱、食欲不振、頭痛、吐き気など過量症状防止
・皮膚の過敏状態(外用薬、化粧水、アレルギー体質)は湿疹、皮膚炎を起こしやすいので注意する。
・治療部位以外は均一にタオルなどで覆う。
【臨床効果】
①紅斑反応:数時間後に出現する
②剥離:紅斑反応後に出現。皮膚がむける。
③色素沈着:皮下にメラニン色素が沈着する。
④ビタミンD生成:抗くる病作用
⑤殺菌作用
※①②は皮膚の再生、④は骨障害、⑤感染に用いられる。
【適応疾患】
①皮膚疾患
・乾癬:円型の紅点が四肢の前面や後頸部に好発する。脂肪体者の障害、青少年がかかりやすい。治療はE1レベルで20回程度
・円型性脱毛症:原因不明(ストレス)治療はE2レベルで8回程度
・座瘡(にきび):
②褥瘡:E1~E2レベルで照射、殺菌目的(緑膿菌)。
③帯状疱疹:E2レベルで肋間、三叉神経などに照射。
④骨粗鬆症:E2レベルで照射。
【禁忌】感染の急性期
☞レーザー光線療法
・Laser light amplification by stimulated emission
of radition
(放射の誘導放出による光増幅)
【レーザーの基本的特性】
①熱作用:特定の場所に選択的に過熱できる
②光効果
③圧力効果:高いエネルギー密度によって機械的圧力が増大する
④電磁場効果
【方法】
①グリッドテクニック(Grid Tecnipue)
1㎠の皮膚面積に対してレーザープローグを固定して任意の時間、照射する方法。照射部位を変えて繰り返す。皮膚に損傷がない場合、狭い治療範囲(?)
②スキャンテクニック(Scan Tecnipue)
ゆっくりとジグザグに移動する。皮膚に損傷がある場合
③Point Stimulation Tecnipue
限局した治療部位にプローグを固定。経穴、トリガ
ーポイント、圧
【臨床効果】
①鎮静作用
・熱的効果(4~5℃上昇する)
血行改善に る酸素供給の増大。発痛物質の除去。
・非熱的効果:刺激作用を加える神経の伝導性抑制(推測)
②創傷治療促進
コラーゲン合成の促進
毛細血管の新生、酵素活性の生成
生体活性化物質の産生
整骨院信玄で行える電気治療とは
高周波治療、EMSもおいております。急性痛、慢性痛にお勧めお気軽にご相談下さい!
整体信玄(整骨院信玄)の編集部。平成27年10月創業。在籍スタッフ保有国家資格:理学療法士、作業療法士、柔道整復師。山梨県甲府市「甲府和戸店」と甲斐市西八幡にある「甲斐店」。
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「交通事故後の治療」は保険を取り扱いしており、むち打ち、腰痛の後遺症に不安がある方にお勧めの整骨院でもある。