当店は、ギックリ腰、慢性腰痛(ヘルニア、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症)の施術に強い整体院・整骨院です。
施術者、全員が国家資格者(理学療法士・柔道整復師のみ)です。経験年数は7年以上ある先生のみが在籍。施術経験も豊富です。
こんな治療・整体院には注意が必要です!
危険!警告!
①素人整体師による「マッサージ院・バキバキ整体院」の乱立にご注意下さい!
②病院・整形外科による「湿布、痛み止め薬」の処方だけで済ませるのは危険です!
以下の方は当店にご相談ください。
1,電気を当てられたが効果を感じない。
(解説)来店者に同じ電気を当てるのが整骨院・整形外科の業務なのです。仕方ないのです。残念ながらあなた様の体に効果があるから、電気を当てるのではありません。国から保険診療を請求するためです。効果がない方には、全く効果はありません。
2,検査をしないでマッサージをしている方。
(解説)やみくもにマッサージをすれば治るものではありません。検査→施術→再検査を繰り返し、原因を追究する必要があります。検査は必須です。当店では西洋医学(病院でも行う検査)に基づいた検査も随時行っています。
3,異常なしと診断された方。飲み薬・湿布だけの方。
(解説)日常生活の癖、姿勢により過度に負担の生じている部位があるはずです。痛みの部分だけが原因ではないことが85%あります。そのため、痛みの部位に、レントゲン・MRIで異常がないことはよくあることです。当店では、負担の掛かっている部位から、筋肉を緩めて、痛みの緩和を図ります。
4,整骨院だけ(東洋医学)・整形外科だけ(西洋医学)で施術を終えている方。
(解説)一カ所だけで通院をされるのは、お勧めしません。通院のポイントは西洋医学・東洋医学、様々な観点から体を診ることが大切です。当店では、リハビリに特化した西洋医学の「理学療法士」と、急性痛に特化した東洋医学「柔道整復師」が在籍し、様々な観点から施術を行います。
5,「腰痛専門」「肩痛専門」の「専門」を謳う院
(解説)専門と謳い、高額な治療費を請求されるケースがほとんどです。個人事業で行う整体院開業者が増加しています。ご注意下さい。
6,ボキボキ整体・カイロプラクテックス施術
(解説)日本では、国家資格ではありません。ボキボキ・バキバキとする整体は本当に危険です。当店は、一切行いません。
良い治療院・悪い治療院の見分けるポイント!(業界者が明かす裏話です)
・回数券を取り扱っている院には注意せよ!
回数券は、「高額」なものが多いです。回数券を購入してもらうことで、複数回通院が必要になります。回数券を取り扱っている治療院・整体院かどうかを事前に確認しておきましょう。必ず通院者全員に勧られるでしょう。当店では、回数券の取り扱いは一切ございません。お客様が、通院が必要と感じれば、プリペードカード(チャージ式)をご利用いただいております。通院者が通院したい(必要と思う)と思う、金額だけをチャージすることで、お得に通院ができるシステムを導入しています。そのため一方的な回数券のゴリ押し・通院の促しは一切ございません。
・ベッドだけが並んでいる(カーテンだけで仕切られている)院
昔からの風習で、カーテンだけで仕切っている整骨院も多く見受けられます。多くのお客様を呼び込み施術するときに、ベッドを近くし、カーテンだけで仕切ることが、流れるように施術(運営)ができるためです。カーテンだけで仕切ると、問診(個人情報)も聞こえてしまいますし、安心して施術が受けられないなど問題点も多くございます。
当店では、完全個室、もしくはしっかり壁で仕切っており、お客様が安心して施術を受けられ・悩みが打ち明けられる環境を整えております。また、全ての部屋にモニターを設置し、電子カルテを採用しています。
・大手企業、多店舗運営をしているお店・整体院
大企業は広告費をかけ、集客しているため、高額な料金設定となりがちです。当店では、山梨県に根付いた整体院を目指し、現在は甲府に2店舗のみで運営し、地域密着で運営しております。
・整骨院にはいくな!という整形外科医
良く見られることです。いくな!という理由は一切ございません。患者様を囲い込むため(診療費を得る)に言われるようです。セカンドオピニオンを推奨します。
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一度ご相談ください。
施術者によっても効果が大きく違うことをご存じでしょうか!!どんな症状でもお気軽にお越しください。
目次
こんな腰痛をお持ちの方はお越しください。
ギックリ腰を手技による施術で、早くに回復させたい方。
痺れがありお困りの方。お尻、足が痺れ、専門家(国家資格者)にしっかりカウンセリング、施術を受けたい方。
安心できる先生を見つけたい方。長く通院を続けたい方。コロナでも、安心できる環境が整っている院を探している方。
腰痛に整骨院信玄がお勧めの理由
【施術の内容は?】ポイント5つ
1、100%国家資格者(理学療法士・柔道整復師)のみが在籍しているから安心
2、ボキボキ・バキバキは一切しない。
3、原因を特定してくれる。
4、筋膜リリース&関節調整で筋肉を緩め、関節の動きをよくする。
5、痛気持ちい施術になっている。
施術の様子を一部ご紹介
仙腸関節、臀部を緩め整えます(イメージ)
インナーマッスルを緩め、腰痛の緩和を図ります(イメージ)
【サポートは?】ポイント3つ
1、ストレッチ・ホームケアの指導もしてくれる。
2、保険内で治療できるのであれば、保険も推奨します。
3、回数券のごり押し、売り込みは一切致しません。回数券の販売もありません。
【関連サイト】腰痛に効果的なストレッチをご紹介
【通院のしやすさ】ポイント6つ
1、夜の20時00分まで営業だから、仕事帰りでも安心。
2、予約制な為、待ち時間なし。
3、個室の為、隣客が気にならない
4、低価格!!整体(ペインケア整体コース30分3,800円※今後値上げする場合があります)※他院の目安は5,000円~8,000円。
5、土曜日、祝日も営業しています。
6、指名料も無料!あなたに合う先生を選べます。
【スタッフの雰囲気】ポイント2つ
1、経験年数豊富な、理学療法士・柔道整復師の先生による施術です。
2、明るく、元気なスタッフです。気さくな先生ばかりですので、不安な事はご相談下さい。
テレビ出演オファー多数あり
テレビ出演多数の実績があります!山梨県のテレビ(YBS、UTY)にお勧めの整体・ストレッチで整体院信玄が行う内容をご紹介しました!
交通事故治療の方も「整体」が受けられます。むち打ち・腕の痛み・腰痛に人気です。
【出演実績はこちら】
UTY〜ウィティタウン6丁目〜出演
山梨メディアのYBS「てててTV」に整体院信玄が出演します!
まとめ
1、腰痛には整体院信玄の筋膜リリース&関節調整がお勧め
2、国家資格者による、安心のサポートで続けやすい。
3、コースも30分、50分コースと別れていて、低価格が嬉しい。
店舗の紹介
甲斐店 ※ウェルネスゾーンから移転しました
055-269-6760
地図・アクセス
山梨県甲斐市西八幡1520-2
休診日
水・日(土曜日、祝日は営業)しています。
甲府和戸院~城東バイパス通り~
055-231-5471
地図・アクセス
甲府市国玉町294-1城東ビルB101
休診日
水・日が休み。祝日は営業しています。
腰痛症状別のご案内
ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、すべり症、産後の腰痛、側弯症、臀部痛、背中の痛み、股関節痛の方が多く来院されています。
ギックリ腰・急な腰痛
当院は、急なギックリ腰の方へも施術を行っています。
急性痛は、腰をマッサージするのは危険です。炎症を起こしている可能性が高いので、マッサージするのでしたら、痛みと関連する部位を緩めていきます。これは、最初に検査を行い、効果が期待できれる部位から、楽な姿勢で緩めていきます。
腰部と関連のある筋膜を緩めます。その後、その方に合わせてストレッチや、関節を動かし、体を軽くしていきます。
急性痛は、健康保険も使えます。健康保険ですと、施術、電気、冷温療法です。
慢性痛の方は、ペインケア整体をお受け下さい。ぎっくり腰(急性痛)の場合でも、保険利用よりもペインケア整体が早い回復が期待できます。
【関連サイト】健康保険で治療したい方へ
ギックリ腰で腰を伸ばして歩けない方の施術前後の様子(甲府旧整体院信玄にて)
脊柱管狭窄症
腰部にある神経の束(脊柱管)が狭くなっていると、腰、足に痛みが出ます。更には間欠性跛行といい、長い距離が歩けなくなるのが特徴です。中には、100mで一度休憩をしなければ、連続して歩けない方もいらっしゃいます。手術を検討している方、マッサージ、リハビリに通院されている方、一度ご相談下さい。
脊柱管狭窄症で腰痛のお客様〔甲府徳行院へ通院〕
慢性腰痛・原因不明の腰痛
腰痛の原因の多くが、筋・筋膜由来の事が多くあります。レントゲンで異常がない方、背骨の隙間が狭いと言われた方でも、当院で整体を受ける事で緩和された方も多くいます。腰に繋がる筋膜が固いと、腰の筋肉を固くする原因であります。また、股関節の動きが悪い、背中が原因の場合、インナーマッスルの固さなど、様々です。
当院では、産後の腰痛、長年の腰痛の方は、ペインケア整体をお勧めしています。※急性痛でないので保険適応外です。
腰椎椎間板ヘルニア
主に、中年から壮年の男性に好発します。椎間板ヘルニアの予後は、保存療法から5年後の追跡調査結果からみても、ADLでの支障を訴えている例は10%程度であり、大部分の予後は良好とされています。また、手術は長期にわたって良好な成績が維持されていることは多くの報告やガイドラインを指摘しているが、ヘルニア症例の手術率は15~20%程度とされており、大部分は保存療法の対象であることを念頭に置く必要があります。
好発部位は、第四腰椎と第五腰椎の間にある椎間板、第五腰椎と第一仙椎の間の椎間板が圧迫され、椎間板の中にあるジェル状の髄核とよばれるものが神経を圧迫させています。
症状としては、腰に痛みが出る方もいますが、殿部や、太ももの裏、膝裏~ふくらはぎ、足部にまで痛みを生じる方も多くいらっしゃいます。
更には筋力低下、ひどくなると膀胱直腸障害(排尿障害)が生じる事もあります。ここまで症状が悪くなると手術を選択せざるを得ないでしょう。
また、痺れの部位により腰椎の圧迫部位が推測できます。
1、すねの内側~足の親指に痺れ⇒第4腰椎神経
2、すねの前~足の甲、裏に痺れ⇒第5腰椎神経
3、足の小指から外側に痺れ⇒第1仙椎神経
ヘルニアで臀部、腰痛があるお客様(甲府旧整体院信玄にて)
腰痛・ぎっくり腰の方は当院のペインケア整体をご利用下さい。
初回60分のペインケア整体(筋膜リリース×関節調整)6,900円→4,900円
※ご予約の際に「トライアルキャンペーン利用」とお伝えください。初診料350円
学生は、60分整体を3,500円で毎回受けることができます。
腰痛の種類と予防ストレッチをまとめました!
腰痛の多様性
腰痛は多種多様であり、これはさまざまな病態から起こっているためである。ひとくちに腰痛といってもその内容はさまざまである。痛みについても、比較的表層の痛みから深部の痛みまで、数秒で治まる痛みから一日中治まることのない痛みまで、歩くと痛くなるものからじっとしていても痛いものまで、と痛みはさまざまである。また、腰痛はほとんどなく坐骨神経痛だけの場合もある。腰痛の起こり方についても、突然起こるものからいつとはなしに起こるものまで、はっきりした原因や疾患が指摘できるものから原因がわからないものまで幼児から老人まで、実に多種多様である。これは腰痛が単一な疾患ではなく、さまざまな病態から起こっているためである。
◇腰痛を起こしている部位◇
腰部および臀部にはさまざまな組織や器官があり、これらのすべてのものが腰痛を起こす原因となる。すなわち椎骨、椎間板、椎間関節、筋肉、靱帯、神経本幹はもちろん、腱や腱が骨に付着する部分、表層の皮膚や皮下組織、これらに分布する末梢神経、さらには腹腔および後腹膜臓器のすべてが腰痛の直接的原因となり得るわけである。加えて臀部に隣接する部分の異常、股関節や膝関節などの下肢の関節の変化からくる運動のバランス異常、心因性要因などからも腰痛が起こる。このようにさまざまのものが原因で腰痛が起こることが、腰痛が多種多様である理由となっている。
腰痛のうち、これらの身体構造のどこに原因があって起こっているかを明確にできることはむしろ少ない。また、痛みの原因部分は同定できても、そこにどのような病態があるのかを明確にできる場合も少ない。例えば、最も敏感な神経組織を例にとっても、単に圧迫のみでは疼痛は起こらず、そこになんらかの因子が加わって痛みを発現すると思われるが、その病態はわかっていない。
医師は腰痛に対してある病名をつけるわけであるが、そのうちには、脊椎腫瘍、感染性脊椎炎、脱臼骨折、椎間板ヘルニア、脊髄腫瘍などのように、腰痛の部位や病態が比較的はっきりしているものもある。しかし、変形性腰椎症や骨粗鬆症などのように生理的現象や、加齢現象を基盤とする疾患の場合には、レントゲン所見がそのまま腰痛の真の原因を説明するものではないことも多く、便宜上の病名ということも多い。腰痛の部位と病態については今日までさまざまな仮説が提唱されてきたが、その大多数が未検証のまま残されている。
腰痛には、
(1)腰部の整形外科的な病態や疾患が原因となっている場合
(2)整形外科以外の疾患が原因の場合
(3)両者が合併している場合がある。
腰部の整形外科的な病態や疾患からの腰痛
整形外科的な病態や疾患が原因の腰痛はきわめて多いため、よく整理し捉える必要がある。一般に運動器官における運動単位は、2つの骨、これをつなぐ関節(軟骨、関節腔、関節液、滑膜、関節包)、これを補強する靱帯、これを動かす筋肉、そしてこれら全体を支配する神経とからなる。
<腰部の機能解剖>
骨 :腰椎、骨盤
関節:椎間板、椎間関節
靱帯:前縦靱帯、後縦靱帯、黄色靱帯、棘間・棘上靱帯
筋肉:腹筋、腰背筋、腸腰筋、大殿筋
神経:脊髄、馬尾神経、神経根、末梢神経(坐骨神経や大腿神経)
腰痛の原因別分類
1.先天性奇形
脊柱管癒合異常、軟骨無形成症など
2.変性、老化
椎間板ヘルニア、脊髄症(脊柱管狭窄症)、
(非)分離すべり症、軟骨石灰化症、骨粗鬆症
3.腫瘍
脊椎腫瘍、脊髄腫瘍、馬尾腫瘍
4.感染
化膿性脊椎炎、結核性脊椎炎
5.炎症
強直性脊椎炎、リウマチ性脊椎症
6.外傷
捻挫、骨折、脱臼
7.症候性
内臓疾患による腰痛(尿管結石、膵臓炎など)
8.心因性
9.その他
急性腰痛症(ギックリ腰)、筋膜性腰痛症
腰痛症の分類
腰痛症は発症と経過により、急性腰痛症、慢性腰痛症に分けられる。
臨床像
腰椎運動制限、生理的前彎減少、疼痛性側彎などがみられる。
傍脊柱筋に圧迫がある。
腰椎椎間板ヘルニアを合併したりすると神経根刺激症状(坐骨神経痛、ラセグ症候陽性)や神経根脱落症状(アキレス腱反射消失、運動知覚麻痺)を伴う。
治療
腰痛を訴えて外来を訪れる患者の大部分は、まず保存的治療の対象となる。保存的療法として、薬物療法、物理療法、ブロック療法などが用いられる。これらの治療法のいずれかを選ぶかは、腰痛の原因精査治療を進めて、症例によってはいくつかの保存的治療を併用する場合も多い。
(1)薬物療法
急性腰痛の場合、患者の苦痛が強く睡眠が妨げられることがしばしばである。そのような場合は根本的な治療にはならないとしても、一時的に鎮痛をはかる必要がある。
慢性腰痛の場合には、腰痛筋疲労による疼痛を訴えるものが多い。日常の姿勢、職業、労働条件などでおこる腰痛は、脊柱、起立筋の疲労現象が主であり、これらの現象を和らげる1つとして、薬物療法が行なわれる。
(2)物理療法
急性腰痛発作は、機械的障害に基づく神経の無菌的急性炎症であり、血管透過性の変調、浮腫、うっ血などを伴う。これらに対して、局所の安静と温熱が有効であるが、局所の冷却も疼痛除去によく使われる方法である。慢性腰痛に対しても、理学療法はよく利用される。物理療法を大きく分けると①牽引療法、②水治療法、温熱療法、③電気療法(低周波、超短波治療)などがある。
<腰痛に対する物理療法>
1)牽引療法:骨盤牽引
2)物理療法:
(a)温熱・寒冷療法
●伝導・加熱療法:ホットパック、パラフィン浴
●輻射・温熱療法:赤外線療法
●エネルギー転換法(深部加熱療法):超短波、極超短波、超音波エネルギー
●対流温熱療法:渦流浴、気泡浴、
●局所寒冷療法:気化冷却包、伝達冷却包
(b)電気療法
●低周波治療
(3)ブロック療法
腰痛、下肢痛を訴える人の多くは、安静薬物療法、理学療法などが行なわれているが、社会的条件により長期安静をとっていられないような症例がある。そのような症例にブロック療法は欠かせない手技であり、腰痛椎間板ヘルニアなどで腰痛と腓腹筋までの下肢痛を有するものには効果がある。
予防
最も効果的な腰痛予防対策は、定期的な運動である(エクササイズとフィットネス)。2種類の運動、つまり有酸素運動と、特定の筋肉の増強運動やストレッチ運動が有効である。
水泳やウオーキングなどの有酸素運動は全身の健康改善、肥満解消、筋肉強化に有効である。腹、尻、背中の筋肉を強化する運動とストレッチは、脊椎を安定させ、脊椎のクッションの役目をしている椎間板の負担を減らし、靭帯の位置を保つ。
筋肉を強化する運動には、骨盤の挙上や腹筋運動などがある(以下写真参考)。ストレッチ運動には、座って行う脚のストレッチ、膝を胸につけるストレッチ、股関節と大腿四頭筋のストレッチなどがある。ストレッチ運動は背中の痛みを増強することもあるので、注意深く行う必要がある。原則として、背中に痛みを起こしたり痛みが強くなる運動は、どれも中止する。運動は筋肉に軽い疲労を感じるまで繰り返すべきですが、完全に疲労するまで続けてはいけない。運動中の呼吸法も重要である。重量挙げでは専用のベルトを着用して背中のけがを防ぐ。腰痛がある場合は運動を始める前に医師に相談する必要がある。
◇腰痛を防ぐための運動
骨盤の挙上
あお向けに寝て膝を曲げ、かかとを床につけて、体重をかかとに乗せる。背中の一部を床に密着させ、お尻を床から1センチメートルほど浮かして腹筋を締める。そのままの姿勢で10まで数え、これを20回繰り返す。ボールはなくてもOKです!
腹筋運動
あお向けに寝て膝を曲げ、足裏を床につける。手を胸の上で組み、頭を上げない(あごを胸につけない)ようにしながら腹筋を締めていき、ゆっくりと肩を床から約25センチメートルもち上げる。次に腹筋をゆるめて肩をゆっくりと下ろしていく。これを10回ずつ3セット行う。写真のように、ボールを挟み、脚も一緒に挙げると更に鍛えられます。
座って行う脚のストレッチ
膝を伸ばして床に座り(膝が固定しないようにわずかに曲がる程度)、両脚をできるだけ大きく開く。両手を片方の膝の上に置き、足首に向かってゆっくりと滑らせていく。痛みが感じられたときにはそれ以上進まず、楽に10秒間同じ姿勢を保てる位置で止める。ゆっくりと、元の座位の姿勢に戻す。反対側の脚でも同様にして行い、各脚それぞれ10回ずつ繰り返す。
股関節と四頭筋のストレッチ
片足で床に立ち、反対側の膝を約90度曲げる。曲げた脚の足首の前側を、同じ側の手でつかむ。このとき、もう一方の手はいすの背や壁についてバランスを取る。膝が離れないようにしながら、足を手に押しつけて体から離す。そのままの姿勢で、10数える。反対側の脚でも同様にして行い、10回繰り返す。
生活で大事な事(日中の過ごし方)POINT
- 運動は骨密度と適正体重の維持にも役立つ。そのため腰痛の原因となる、骨粗鬆症と肥満のリスクを減らす。
- 立ったときや座ったときに良い姿勢を保つだけでも、背中にかかる負担を減らすことができる。
- 前かがみにならないようにすべきである。
- いすに座るときは足の裏全体が床につくように座席の高さを調節し、膝を軽く曲げて腰をいすの背もたれにぴったりつけるようにする。
- 背もたれとの調節には、腰の後ろにクッションを挟むとよい。
- 床に座るときは、あぐらよりも床に足をつけて座るようにする。
- 長時間の立ち通しや座り通しは避けるようにすべきだが、そうしなければならない場合は、姿勢を頻繁に変えて背中にかかる負担を減らす。
- 眠るときは硬めの布団(マットレス)を使って、楽な姿勢で寝るようにする。
- 横向きで眠る人はウエストと頭の下に、あお向けで眠る人は膝の下に、それぞれ枕をあてがうとよい。頭に使う枕は、首が曲がりすぎない高さのものを選びます。
- 適切な持ち上げ方を覚えておくのも、背中のけがの防止に役立つ。
- ものを持ち上げるときは膝を十分に曲げて腕を持ち上げるものと同じ高さにし、背中ではなく脚を使って持ち上げる。
- 頭より上にものを持ち上げると背中をけがするリスクが高くなる。安定した踏み台を使えば、無理に持ち上げる必要がなくなる。重いものを運ぶときには体につけて運ぶとよい。
- 禁煙も勧められている。
3.参考文献
1)腰痛:佐野 茂夫 1994年発行 東京 日本醫事新報社
2)標準理学療法学・作業療法学 老年学:奈良 勲 2005年発行 株式会社 医学書院 東京 pp89-pp91
3)エッセンシャル整形外科学:腰野 富久 2005年発行 東京 医歯薬出版株式会社
山梨で腰痛にお勧めの整体院へ
甲斐店 ※ウェルネスゾーンより移転しました
甲府和戸店~城東バイパス~
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